火樹銀花

”「火」は人間と動物、文化と自然の境界線を作った。食物の調理や土や金属などの加工という技術において、火が齎した貴重な恵みはヒトの文明を大きく動かした。時に美しく、揺らめく炎は見る者の心身を癒し、時に激しく猛威を奮えば、尊い命や文化をも一瞬にして焼き払う。そんな変化自在で人知の及ばない存在に今以上に神秘と脅威感じていたからこそ古来より神様として「火」という存在そのものを崇拝しているのかもしれない。”

「火樹銀花」は、匠美と葦手絵師TOMOKO.氏とのコラボレーションによって生まれた焚火台シリーズの一品です。平安の息吹を今に伝える葦手絵を、現代の精密な金属加工技術によって描き出し、焚火の炎で美しく浮かび上がらせる究極の工芸作品をご堪能ください。

『火樹銀花』

「火樹銀花」は、街の灯りや花火の光が輝く情景の美しさを表した四字熟語です。「火樹」は暗闇の中で赤く燃える炎に照らされて揺らめく木々を、「銀花」は銀白色の灯りのきらびやかな様子を意味しています。

葦手絵で描き出す「火樹銀花」

巧妙に描き込まれた「火樹銀花」の文字

『朱雀』

夏を司る美しい鳥の神獣「朱雀」は、中国より伝承した天空の東西南北を司る四神獣の中で南の方角の守護であり、陰陽五行説では「火」を意味しており、火を自在に操り、強靭な翼で悪霊を追い払うと言われています。

「朱雀」をモチーフにしたTOMOKO.氏によるアートワーク